コーヒーの基礎知識
コーヒーの基礎知識 |
◆ おいしいコーヒーの淹れ方 | ◆ 保存方法 | ◆ コーヒーの生豆について | |
◆ コーヒー豆の品種 | ◆ コーヒー豆の栽培と収穫 | ◆ コーヒー豆の精製 | |
◆ コーヒー豆の等級(規格)とグレード | ◆ コーヒーの焙煎 (ローストについて) |
おいしいコーヒーの淹れ方 - ペーパードリップ - |
ペーパードリップは日本の家庭で最も多く使用されている抽出器具です。 |
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1. ペーパーフィルターに粉を入れ、ドリッパーにセットします。 |
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2. 粉の中央にお湯を細く一定に注ぎます。 |
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3. 外側に渦巻きを描きながらゆっくりとお湯を注ぎます。 |
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4. 新鮮なコーヒーの場合、徐々にコーヒーが膨らんでいきます。 |
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5. 粉が膨らんだら、一度淹れるのを止めます。 |
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6. お湯を注いだ時、 |
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7. 必要な人数分抽出したら、ドリッパーの中に、 |
◆ ドリップのコツ
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人数分 | 粉の量 | 抽出法 | 抽出時間 |
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1人分 | 12g~15g | 110cc~120cc | 1分~2分 |
2人分 | 20g~25g | 220cc~240cc | 2分~3分 |
3人分 | 30g~35g | 330cc~360cc | 3分前後 |
4人分 | 40g | 440cc~480cc | 4分後 |
保存方法 |
◆ 粉の場合
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コーヒーの生豆について |
◆ はじめに |
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まずはじめにコーヒーについて知っていただきたい事があります。
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コーヒー豆の品種 |
コーヒーの品種には大きく分けて3つあります。 |
![]() エチオピア原産。コーヒー生産圏全域で栽培され、全生産量の70~80%を占めています。
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![]() アフリカのコンゴが原産と言われ、気候条件や病虫害に強く、低地栽培が可能な品種。 成長も早く、生産性も高いですが、焦げた麦のような香りがし、泥臭く苦味があります。 しかし、抽出すると濃度があり、カフェインも多くかつ安価な為、工場用コーヒー(インスタント、リキッドコーヒー、缶コーヒー等)には欠かせない豆になっています。 ![]() 西アフリカのリベリア原産。生産量は全体の1%未満にすぎず、低地栽培が可能な品種。 ほどんど市場に出回る事のない珍しい豆です。 |
コーヒー豆の栽培と収穫 |
◆ 栽培について |
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コーヒー豆は、主に赤道をはさんだ北緯25℃と南緯25℃の間の熱帯地方で栽培されています。
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◆ 収穫について
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主な産地の収穫月 | ||
・ブラジル |
5月~8月 | |
・コロンビア |
10月~2月 (メインクロップ)
4月~5月(フライクロップ) 年2回 |
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・ガテマラ |
10月~3月 | |
・エチオピア |
8月~12月 | |
・タンザニア |
10月~12月 | |
・ケニア |
9月~12月 (メインクロップ)
5月~7月(フライクロップ) 年2回 |
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・インドネシア |
11月~1月 | |
・パプアニューギニア |
4月~9月 | |
・コスタリカ |
11月~2月 | |
・エルサルバドル |
11月~2月 | |
・東ティモール |
4月~8月 | |
・ハワイ |
10月~1月 | |
・ジャマイカ |
8月~9月 |
コーヒー豆の精製 |
コーヒーの実(チェリー)は収穫してからそのまま放置しておくと短時間で腐敗します。
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◆ ナチュラル(非水洗式)
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◆ パルプドナチュラル パルパーで果肉を脱穀してから、ミューシレージを除去しないまま、パーチメントを天日で乾燥させます。
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コーヒー豆の等級(規格)とグレード |
◆等級(格付) |
◆ スクリーンサイズ(粒の大きさ)を基準とした格付け
粒の大きさをふるいにかけて分類し、格付けする。粒が大きい方が、評価が高い。
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◆ 味による格付け
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◆グレード
コーヒー豆は、農産物がある以上同じ生産国の中でもグレードのランクがあります。
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そしてこのプレミアムコーヒーと同じように付加価格がついて、なおかつSCAAカッピングフォームで80点以上のコーヒーがスペシャルティコーヒーです。
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コーヒーの焙煎 (ローストについて) |
コーヒーは緑の生豆の状態では、味も香りもありません。
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◆ 直火式
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