コーヒーの豆知識

コーヒーの焙煎 (ローストについて)

コーヒーは緑の生豆の状態では、味も香りもありません。
焙煎機(ロースター)で加熱する事で初めてコーヒー特有の香りや味が出てくるのです。
この作業を焙煎(ロースト)といいます。

この作業に使用する焙煎機にも大きくわけて3種類ありそれぞれ長所、短所があります。

直火式

火が直接豆にあたる構造で、炒りムラが生じたり、味のぶれが出やすくローストは少し難しいです。しかしうまくローストすると生豆の個性をきちんと表現できます。
味の傾向は、直接的な味で、メリハリがあり、力強さを感じます。
ちなみに当店はこのタイプのロースターです。

半熱風式

鉄板の上からあぶるようなもので、豆もよく膨らみ炒り上がりもきれいで安定してローストできます。
初心者にもムラなくローストできますが、力強い個性は減少します。
味の傾向は優しくまろやかな味わいです。

熱風式

高カロリーの熱風を送り込み、循環させる構造で、短時間ローストが可能です。
基本的には大量のローストに用いられ、量産用です。
排気温度が高く、すぐに豆が膨張し、味が抜けやすい傾向にあります。

また、コーヒーの香味は、産地や品種でももちろん異なりますが、焙煎の度合でも大きく変化します。
焙煎時間が短いか長いかで、短いと浅煎り逆に長いと深煎りということです。
香味の違いを大まかにいうと、浅煎りは酸味が強く、焙煎度合いが深くなると酸味が弱くなり、コクや苦味が出てきます。

その焙煎度合いの表し方では、以下の 8タイプがよく用いられます。
コーヒー豆のご購入時の参考にしてください。

浅煎り

ライトシナモン
もっとも浅い煎り方。
コクや香りは弱くあまり飲まれていない。
酸味が強く残り、ライト同様あまり飲まれていない。

中煎り

ミディアムハイ
中煎りになり、酸味に加えてほのかな苦味が出て口当たりが良くなる。日本で最もポピュラーなロースト酸味が抑えられ苦味と甘みのバランスが良い。

中深煎り

シティフルシティ
ハイとともに人気のあるロースト。酸味も残るが、よりコクや苦味が感じられる。やや深煎りで、しっかりしたコク苦味が感じられる。

深煎り

フレンチイタリアン
苦味が強くなり味の存在感が増す。最も深煎りで、苦味が強く刺激的で舌に残る。
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